FC2ブログ

最近読んでいる本。

最近、何故か古典を読みたい欲求が強くなり、
こんな本から読み始めました。

イタロ・カルヴィーノの「なぜ古典を読むのか」。

なぜ古典を読むのか

ホメロス、スタンダール、ヘミングウェイ、
トルストイ、ディケンズ、ボルヘスなど、
古典の名作を独特な切り口でわかりやすく紹介している
世界の古典の文学ガイドです。

これまでは、日本文学はある程度読んできましたが、
世界の文学にはあまり縁がありませんでした。
一時期、海外のミステリー作品を
片っ端から読み漁った時期もありましたが、
そこから世界の古典へは流れず、
日本の時代小説、なかでも藤沢周平に傾倒していました。
藤沢の描く江戸の武家と庶民の世界に、
どうしようもなく郷愁を覚えたからです。

そして、やっと世界の古典にたどり着いたようです。

カルヴィーノは言います。
「古典とは、初めて読むときも、
ほんとうは読み返しているのだ」

たしかに。
ぼくのなかでは「読み返す」感覚です。

自分の内部のメカニズムになっているものを、
これから確認作業をしようとしているような気がします。


「トリツカレ男」のこと。

このところ急に寒い日が続いていますが、
みなさまはお変わりございませんか?
お風邪など召していらっしゃらないでしょうか?
実はぼくもちょっとやられてしまいました。
寒気と頭痛がして、
喉に違和感がある程度の軽症ではありますが。
それでなくても気忙しい師走ですので、
体調だけは万全に整えて、
年末を乗り切りたいものですね。
みささまもどうかご自愛くださいませ。

            

こんな寒いときには、
心があたたかくなる本でもいかがでしょう?
いしいしんじさんの小説「トリツカレ男」はもうお読みでしょうか。
キャラメルボックスの公演が来年2月に行われるということで、
ぼくも手にとってみました。

トリツカレ男

レストランのウェイターのジュゼッペは、
何かが好きになると寝食を忘れて没頭してしまい、
トリツカレ男と呼ばれていた。
オペラ、三段跳び、昆虫採集、サングラスの収集……。
そんな彼が、外国から来た無口な少女・ペチカに恋をした。


――というお話。
大人の寓話のような物語ですが、
ここには愛というもののプリミティブで崇高な姿があります。

この本はきっと、
あなたの心をホットにあたためてくれますよ。
そして、あなたが忘れていた
愛の真理に気づかせてくれることでしょう。

「あの世に聞いた、この世の仕組み」のこと。

かつてベストセラーとなったことがあるので、
お読みになった方もいらっしゃると思いますが、
ぼくは友人にすすめられて、これを最近やっと読みました。
雲黒斎氏のブログをまとめた
「あの世に聞いた、この世の仕組み」(サンマーク出版)です。

雲黒斎「あの世に聞いた、この世の仕組み」

著者名からしてふざけていますし、
守護霊様と会話をするスピリチュアル系の本ですので、
端から敬遠するムキもあるかとは思いますが、
これがどうして、実に素晴らしいのであります。

一節をご紹介しますと、

自分の思いそのものが、自分の現実をつくるという法則。
<中略>
おまえが何かを考えると、宇宙がその考えをそのまま反映し、
現実をつくり出す。
この「そのまま」というのがポイントなんだ。
宇宙はバカ正直なんだよ。
機転が利かない。
だから、おまえの思考そのままにつくり上げようとする。
<中略>
お金に余裕があるときは「私には余裕がある」と思っている。
だから「お金に余裕がある状態」が続きやすい。
逆に「もっとお金が欲しい」と思っていると、
思いを強めるほど「もっとお金が欲しい状態」に拍車がかかり、
どんどん緊迫した現実をつくり上げてしまうんだ。
「金持ちは、自分が金持ちだと思っている。
だからお金に困らない現実がそこにある。
自分を貧乏だと思っている人は、
お金を稼ぐのは大変なことだと思っている。
だから、必死にならなければ生活できない現実になってしまう…」
<中略>
わかるかい?
「〇〇が欲しい」という欲望は
「〇〇が足りない現実」をつくってしまう。
一方、「〇〇に近づいている」という目標、確信は
「〇〇が近づく現実」を引き寄せることにつながるんだ。
夢は追い求めてはいけない。
引き寄せなさい。


といった感じで、
ちょっと前から話題の「引き寄せの法則」論を展開したり、
「幸せ」や「思い癖」などについて自論(守護霊論?)を
実にわかりやすく説明してくれています。

興味のある方には、ご一読をおすすめいたします。
これからの落ち着いた季節、
時には、こういう本と親しむのも良いのではないでしょうか。