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続・マインドコントロールのこと。

マインドコントロールについてもうひとつ、
こんなお話もしておきましょう。

あるとき、ぼくを訪ねて30代の女性のお客様がいらっしゃいました。
結婚されお子さんもいらっしゃって、
これといって不安も不満もない暮らしをされているそうなのですが、
彼女は誰にも言えないしこりのようなものを、
いつも心に抱えたままこの数年間を生きてきたそうです。

というのも、
3年ほど前に結婚して、同じ年に子どもを宿したのですが、
たまたま占いのお店に行く友だちに誘われ、
無事に出産できるかどうかを占ってもらったそうです。
恋に悩む友だちに同伴してあげるのが目的で、
自分のことはあくまでも二の次。
ついでにおみくじを引くような軽い感覚だったそうです。

彼女はそのお店でたまたま指名した女性占い師から、
思いもしないことを言われました。

「あなたは今年結婚したの? 
天中殺だからうまくいかないわよ。
早く別れなさい。
結婚するために引っ越しもしてるんでしょう?
最悪だわ。
マンションを買った?
それはすぐに売って他に移りなさい。
お腹に子どもがいるの?
この子はあなたに災いをもたらす子だから、
生まれたらすぐ他人の手に預けて育てなさい」

目の前が真っ暗になったそうです。
幸せな暮らしが根本から崩れ去って行くような、
奈落の底に突き落とされたような感覚に襲われました。

周りはみんな慰めてくれました。
「あの占い師は当たらないので有名なのよ。
だから、そんなの信じちゃダメ」
「私も天中殺や、大殺界とか言われたことあったけど、
特に悪いことはなかったよ」

自分もそう思おうとしました。
あの占い師の言葉を必死で振り払おうとしました。

数ヵ月後、無事出産をしました。
夫もやさしい人だし、やっぱり占いなんて当たらないんだ、
そうだ、もう気にするのはやめよう・・・
と思いながら、また歳月が流れていきました。
でも、彼女にはどうしてもあの言葉が脳裏にこびりついて、
いつかはあの占い師が言ったことが現実になるんじゃないかと、
あの言葉に囚われて不安を抱きながら過してきたそうです。

「先生、私は本当に夫と別れた方がいいのでしょうか?
マンションも売って、他に移った方がいいのでしょうか?
子どもは里子に出した方がいいのでしょうか?」

彼女の切実な問いかけに、ぼくは言いました。
「ひどい占い師に出会ってしまいましたね。
天中殺というのは、確かに運気の流れがスムーズではないので、
注意すべきことはありますが、だからといって離婚したり、
せっかく買ったマンションを売ったり、
ましてや大切なお子さんを他人に預けたりするなんて、
まったくナンセンスです。
もう今日からは、その占い師の言葉はゴミ箱に捨ててしまってください。
何の心配もいりません。ぼくが太鼓判を押します。
大丈夫。あなたはそのままでちゃんと幸せになれますよ」

ぼくの言葉に、縛られていた言葉から解放された安堵感からか、
顔を伏せて泣いていましたが、
しばらくして顔を上げた彼女の表情からは愁眉が消え去り、
晴れ晴れとすっきりした笑顔になっていました。

曙光  どんなに厚い雲に覆われていても・・・

                 

彼女だけではありません。
これまでも、同じような話で相談に来られるお客様は、
本当にたくさんいらっしゃいました。

占い師の本来の使命は、
「人々を幸せにする」「光明を指し示す」ことなのです。
少なくともぼくは、
心からそう思ってこの仕事をしています。
この占い師ももしかしたら、
彼女の幸せを願って否定的なアドバイスをしたのでしょうが、
占い師が彼女にもたらしたのは「闇」でした。

お客様に恐怖だけを植え付ける言い方をする
占い師にはお気を付けください。
そこにはすでに、
マインドコントロールが始まっているのです。


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