スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

年を取るということ。

最近、電車でお年寄りに席を譲ることが多くなりました。
何をいまさらと思われるかもしれませんが、
これって、自分が年を取ってきた証拠のように思います。

というのも、ぼくはこのところ何年もスポーツをしていないんですね。
以前は、週末は必ずゴルフコースか練習場にいましたし、
サッカーもクラブに入って現役でプレーをしていました。
それがこのところ、占術の研究に没頭して、
スポーツで身体を動かすことがなくなってしまったのです。

で、なんで座席を譲ることが多くなったかというと、
運動をしなくなったから脚の筋肉が落ちてしまい、
電車に乗っていると、以前はなんともなかったのに、
ちょっとした揺れにも踏ん張れなくなってしまったのです。
「ああ、そうか、お年寄りはこれなら怖いだろうな」と、
我が身が弱って初めて弱者の気持ちがわかったという、
なんとも情けない次第です。

座席に座ることも、昔は、自分が中心だったと思います。
「疲れたから」
「本が読みたいから」
「荷物が重いから」
などと、意図的にお年寄りを無視していた訳ではないんですが、
自分本位だったのでお年寄りが目に入らなかったのだと思います。
たとえ気がついても、自分の前に立っていない場合には、
前の席に座っているあの若者が譲るべきだと、
心の中で他人を責めたりしていました。
目的地に座って行きたいために、
始発駅でホームに並んで電車に乗り込み、
やっと確保した席に座ってやれやれと思った瞬間、
目の前にお年寄りが立つなんていうこともありましたね。
「この時間帯に座ろうと思ったら、
このおじいちゃんだって並んで待つのが常識でしょ。
おじいちゃんも座りたいなら次の始発に並んでね」
などと、自分に言い訳をしていました。

席を立って譲ろうとすると、
7割くらいのお年寄りは「すぐに降りますから」と、
申し訳なさそうな顔で遠慮します。
でも、ぼくは、
「ぼくもすぐ降りるんですよ。どうぞどうぞ」と、
腕を引っ張って座らせてしまいます。
ちょっと押し付けがましいかもしれませんが、
そのくらいにやってもらった方が嬉しいことも、
いまのぼくは知っています。

年を取るっていいなぁ、と思います。
それに、苦労するのっていいなぁ、と思います。
だって、人の弱さ、辛さ、悲しみがわかるんですよ。
人がしてほしいこと、してほしくないことがわかるんですよ。

スポンサーサイト

トラックバック:一覧

コメント:一覧

コメントの投稿

名前

タイトル

メールアドレス

URL

本文

パスワード

非公開コメント管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。