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拝啓、小林倫博様

拝啓、小林倫博様

突然のメールで失礼いたします。
いつだったのか、小林さんのメロディーがふいに口をついて出て、
それからぞろぞろ次から次へと、
あのころの小林さんの曲をひとつひとつ思い出しています。

小林倫博さん小林倫博と書いて、こばやしみちひろと読みます

YOU-TUBEにもいくつかUPされていますが、
最近やっとこちらのホームページに出会い、
5曲を何度も繰り返し視聴させていただいています。

振り返ると、あのころは小林さんの曲をコピーしてギターで弾き語りをして、
6畳一間の狭いアパートを訪ねてくる友だちに、
隣近所の住人に気を遣いながら歌って聴かせていました。
「これは小林倫博っていう人の曲だよ」ってちゃんと言っているのに、
なぜかみんな、
「何言ってんだよ、お前の曲だってすぐわかるよ」って言って、
ここはこう変えた方がいいとか失礼な批判をしてくるんですよ。
ほんと、おかしいですよね。
ぼくがコピーしたのは、
十八歳の頃」「振り向けば風」「君は流れて」の3曲でした。
さすがにいまはもう、ぼくも弾き語りはできませんが、
小林さんの曲を聴くたびにあのころの思い、情景が蘇ります。

まだCDが出る前のLPレコードのころでした。
針がダメになったのをきっかけに、
プレーヤーを放り出すことになって、
引っ越しのたびにもう聴くことができないLPレコードは、
CDの数と反比例して、少しずつ数を減らしていきました。
やっぱりLPレコードたちには、
一枚一枚それぞれに思い入れがあるので、
全部いっぺんに捨てることはできなかったのです。

小林さんのLPはいつ捨ててしまったんでしょう。
あんなに好きだったアルバムは、
いまはもうぼくの手元にはありません。
ぼくは1stから3rdまでのアルバムを持っていましたが、
なかでもやっぱり1stアルバムが一番好きでした。
これは本当に傑作だと、時を経てやっとわかります。

小林倫博1stアルバム最高傑作の1stアルバム

小林さん、
こんなお願いはご迷惑だとは思いますが、
もし可能でしたら、
小林さんのアルバムをCDとして、
お譲りいただくことはできますでしょうか。
どこを探しても、
小林さんのLPのCDを手に入れることができないのです。

人は、選択を迫られたそのときには、
人や物の価値がわからないことってありますよね。
正しい判断ができずに、
捨ててしまったものが自分にとって
どれだけ大切なものだったのか、
思い知らされるときってありますよね。

たぶん、とても迷惑なメールだと思います。
自分の思いばかりを書き連ねて、
自分がしてほしいことを要求してくるよくあるヤツです。
ですから、無視していただいて、
スルーしていただいて結構です。

ぼくはこのメールをずっとためらいながらも、
やぱり書かざるを得ませんでした。

自分が決別してきた大切なものを通して、
自分がこれから何にこだわり、何を愛していくのか、
そして、自分がいったいどんな人間なのかを改めて認識するために。

知叡

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